全国さくらサミットについて

 昭和62年4月、島根県木次町( 現在は雲南市) において新たに制定された総合振興計画「きすきチェリープラン」の啓発並びに住民一人ひとりの意識の高揚と産業・文化・観光等の活性化を目的としてイベントが計画されました。住民・行政担当者・近隣市町村を対象とした「さくらシンポジウム」に加え、全国の自治体に呼びかけ、自治体同士の交流、情報交換をねらいとした継続性のあるイベントとして創設されたのが「さくらサミット」です。

 同年6月に閣議決定された第4次全国総合開発計画(4全総)では、「多極分散型国土の形成」を打ち出し、国土づくりは地域間競争に拍車をかけることとなっていました。こうした中で地方自治体が成長を続けていくためには、自治体同士の協力関係をより一層深め、4全総にうたわれる「地域間交流」を促進することが今こそ求められているという背景の中、自治体同士の連携によって実現したものです。

 サミット参加市町村については、「桜」をまちのシンボルとし、今後地域振興の核として利用を図ろうという新たな意識を持つ市町村に声をかけ、しだいにその輪を拡大していこうという考えで枠組みがつくられました。

 また、サミットで討議するテーマも、桜の保守育成などの技術的なものだけではなく、広い視野でまちづくりに関する課題を取り上げ、情報交流していこうというものでありました。「さくらサミット」は初期の開催趣旨とサミット参加区市町村の首長のチームワークにより、数々のサミットが中断あるいは廃止されていく中で継続してきたものです。

 本サミットはあくまでも参加自治体の合意のもと、各回の開催自治体の特性を生かしたテーマ設定によって調整され、実施されるイベントです。

 平成の大合併という荒波を越え、サミットは継続しています。今や全国から自治体が集まったサミットとなりました。そのため、第20回を契機として本サミットの名称を「全国さくらサミット」へ改名いたしました。今後もサミットの趣旨に賛同する自治体の新規参加を得て、さらに情報交流の輪を全国へ広げ、自治体を取り巻く課題解決の機会として、そして、「桜」の保護育成手法のノウハウの蓄積に向けて取組む必要があると考えています。

 桜をシンボルとしてPR を進めている自治体、新たに桜の植栽、公園整備などを計画している自治体の積極的なご参加をお待ちしています。

●さくらサミットは、新規参加にあたって参加費・負担金等の設定はありません。運営経費は各回、開催地において予算化され実施されています。
●各回、担当者会議、サミット当日の参加に関わる旅費等の費用は発生します。
●さくらサミットの加盟意思を表示された場合、サミット当日の事前会議において承認され、その後のサミットに出席していただくという手順になります。
●サミットは首長の出席が原則となっています。公務等の都合で不可能な場合は、それに準ずる役職の方々の参加をお願いいたします。